http://www.nxs.jp/blogs/moochy/031.html
<引用開始>
さて自分は移動が多いので(それが理由でもないですが)本は欠かせません。
今読んでる何冊かのうちの一つで,自分の人生の美学にも影響与えてくれた
インドの偉人タゴールの著書『人間の宗教』からの一節を紹介したく思います。
私は以前にも次の譬え話をしたことがあるが、
どこか他の惑星から宇宙人がわれわれの地球にやってきて、
たまたま蓄音機で人間の声を聞いたとする。
彼に取って明白で、しかももっとも現実的に思えることは、
なんといっても回転するレコード盤である。彼にはその背後にある
人間的な真実を発見することは出来ない。そこでレコード盤という
非人間的な科学的事実を究極のものとして受け入れるかもしれないー
それは手に触れ,測る事のできる事実である。機械がどうして魂(こころ)に
語りかける事ができるのかと、彼はいかぶることだろう。
それから、その不思議な謎を追求してゆくうちに、もし彼が作曲者との
邂逅をとおして、思いがけずその音楽の核心(こころ)に触れるとすると,
彼は個人的な心の交流(コミュニケーション)としての音楽の意味を
すぐに理解するだろう。
1930年代、いまから70年以上前に書かれた本からの引用です。
<引用終わり>
JUZU a.k.a. MOOCHYのブログより。
http://www.nxs.jp/blogs/moochy/001.html
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気ままに更新、備忘録代わりに使ってます。
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